正準制御器と擬似外生信号に基づく多入力状態フィードバックゲインのデータ駆動型更新

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC6-4

グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2015/08/27

タイトル(英語): Data-driven update of state feedback gains based on the canonical controller with the fictitious exogenous signal approach

著者名: 金子 修(金沢大学)

著者名(英語): Osamu Kaneko(Kanazawa University)

キーワード: データ駆動制御|状態フィードバック|正準制御器|ビヘイビアアプローチ|Data-driven control|State feedback|Canonical Controller|Behavioral Approach

要約(日本語): 本講演では，多入力（そして本質的に多出力の）状態フィードバックゲインをデータを直接用いることにより更新する手法を与える．まず，正準制御器という，ビヘイビアアプローチの枠組みでArjan Van der Schaftにより提案された「制御仕様を必ず達成する制御器」の考え方を導入する．そして，1入力系の状態フィードバックゲインのデータ駆動更新のために著者により提案された擬似外生信号を多入力系に拡張し，上述の正準制御器と擬似外生信号を用いることで，実際の状態データと入力データを用いたオフライン凸最適化によって，所望の閉ループ特性を達成する手法について与える．最後に数値例により有効性を検証する．

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