階層化による列車制御システムの再構築
階層化による列車制御システムの再構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC9-6
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): Restructuring of Train Control System by Hierarchical Design
著者名: 齋藤 嘉久(京三製作所),浅野 晃(京三製作所),中村 英夫(日本大学),望月 寛(日本大学),高橋 聖(日本大学)
著者名(英語): Yoshihisa Saitou(Kyosan Electric Mfg. Co.,Ltd.),Akira Asano(Kyosan Electric Mfg. Co.,Ltd.),Hideo Nakamura(Nihon University),Hiroshi Mochizuki(Nihon University),Sei Takahashi(Nihon University)
キーワード: 列車制御システム|鉄道信号|階層的設計|ATP閉そく|Train control system|Railway signaling|Hierarchical design|ATP-Block system
要約(日本語): 列車制御システムの要素機能は、列車位置検知と保安要件の導出、そして伝達された要件に基づく保安制御に帰着できる。その保安要件は閉そく装置と連鎖という概念を生み出し、あらゆるケースにおいても安全を守る今日の信号保安の基礎ができた。その後、車内警報装置、ATS、ATCといった多くの保安装置が生み出され、今日に至っている。本論文では、列車制御システムの理想形を導くため、列車制御システムを階層的に俯瞰し、論理処理部と対車上インタフェース部、伝送部に分類し、新たな階層的列車制御システムの構築を試みる。新たな列車制御システムが、インタフェースの合理化や省設備化をもたらすため、安全性・信頼性・保全性を向上させるほか、段階的な機能向上を実現する。
PDFファイルサイズ: 496 Kバイト
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