マスキングによる室内騒音の印象改善を目的とした最適なマスカーレベルの検討
マスキングによる室内騒音の印象改善を目的とした最適なマスカーレベルの検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC13-4
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): Optimum masker levels for improving impression of indoor noize based on auditory masking
著者名: 玉川 勝也(香川大学),佐藤 敬子(香川大学),尾田 政臣(立命館大学)
著者名(英語): Katsuya Tamagawa(Kagawa University),Keiko Sato(Kagawa University),masaomi Oda(Ritsumeikan University)
キーワード: マスキング|SN比|室内騒音|印象改善|masking|signal to noise ratio|indoor noise|improving impression
要約(日本語): 不快な音を取り除くのではなく別の音を呈示するマスキングによる室内騒音の印象改善を扱った既存研究は多い。しかし、呈示する騒音とマスカーのSN比は統一されており、個人差が大きいと言われている音の最適聴取レベルが考慮されていない。そこで、本研究では、まず実験1として、騒音2種とマスカー3種を組み合わせた6通りの刺激条件に対し、調整法により被験者ごとに「騒音が気にならない」と感じる最適なマスカーレベルを調査する。次いで実験2では、実験1と同じ被験者、条件を用いて、個々の最適なマスカーレベルで呈示した場合と、従来のSN比を統一して呈示した場合の印象評価を行う。これにより、マスカー、騒音の種類の違いによる個々の結果を検討し、室内騒音に対する効果的なマスカーレベルの条件を調査する。
PDFファイルサイズ: 474 Kバイト
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