危険運転と心拍変動からのドライバーの眠気推定
危険運転と心拍変動からのドライバーの眠気推定
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC13-12
グループ名: 【C】平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2015/08/27
タイトル(英語): Estimation of driver's drowsiness from the dangerous driving and heart rate variability
著者名: 河原 啓(東京電機大学),鈴木 聡(東京電機大学)
著者名(英語): Kei Kawahara(Tokyo Denki University),Satoshi Suzuki(Tokyo Denki University)
キーワード: 眠気推定|心拍変動|フーリエ解析|ドライビングシミュレータ|drowsiness estimation|heart rate variability|Fourier analysis|Driving simulator
要約(日本語): 近年,交通事故の件数は減少傾向にあるが,未だ年間約60万件の事故が発生している状況である。事故の主な発生原因として,ドライバーの眠気などによる安全不注意や漫然運転などのヒューマンエラーが挙げられることから,ドライバーの眠気を瞬きや心拍から推定する研究が進められている。また,心拍を常時記録する製品も発売されている。そこで本研究では,ドライビングシミュレータを用いて収集した運転データとドライバーの心拍変動から眠気推定がどの程度で行えるか検証することを目的とする。居眠りによって生じたと考えられる危険運転の条件を「車両が半分以上逸脱している状態が,2秒以上継続していること」とし,運転データからドライバーが居眠りした時間を抽出した。抽出した時間のドライバーの心拍変動を解析した結果,心拍変動からの眠気推定の精度は55[%]となった。
PDFファイルサイズ: 499 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
