電力消費のピークシフトを考慮したジョブショップスケジューリング問題に対するリアクティブタブーサーチの提案
電力消費のピークシフトを考慮したジョブショップスケジューリング問題に対するリアクティブタブーサーチの提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-3
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Reactive Tabu Search for Job-Shop Scheduling Problems Considering Peak Shift of Electric Power Energy Consumption
著者名: 川口 嵩平(明治大学),福山 良和(明治大学)
著者名(英語): Shuhei Kawaguchi|Yoshikazu Fukuyama
キーワード: ジョブショップスケジューリング|ピークシフト|リアクティブタブーサーチ|組合せ最適化問題|job-shop scheduling problem|Peak Shift|reactive tabu search|Combinatorial Optimization Problem
要約(日本語): ジョブショップスケジューリング(以下、JSP)は、組合せ最適化問題の1つとして、近年、様々な進化計算手法が適用されている。近年の研究においては、実際の工場の制約に合わせた、より実用的なJSPが研究されてきているが、目的はあくまでメイクスパンの最小化であった。近年、我が国のみならず世界的にエネルギー起源の温室効果ガスの排出が問題となっており、エネルギー削減が大きな課題となっている。特に我が国においては、産業分野のエネルギー消費が突出しており、特にピーク時のエネルギー消費を抑えることにより、電力会社の設備投資も抑えることができ、社会全体での省エネに貢献できる。本論文では、進化計算の1つであるリアクティブタブーサーチ(以下、RTS)を用いてJSPを解く際に、ピーク時のエネルギー消費の抑制も制約に入れることにより、これまでのメイクスパン最小化だけでなくエネルギー消費も抑えた解法を提案する。
PDFファイルサイズ: 352 Kバイト
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