走行状況に応じたアクセル操作を教示する省燃費運転支援システム
走行状況に応じたアクセル操作を教示する省燃費運転支援システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS5-2
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Fuel-efficient Driving Assist System by Teaching an Accelerator Pedal Operation According to Driving Conditions
著者名: 岡田 淳司(広島市立大学),小林 康秀(広島市立大学),齊藤 充行(広島市立大学),脇田 航(広島市立大学)
著者名(英語): Junji Okada|Yasuhide Kobayashi|Mitsuyuki Saito|Wataru Wakita
キーワード: 省燃費運転|走行条件|OBD-II|アクセル開度|エンジン負荷|fuel-efficient driving|driving conditions|on-board diagnostics|accelerator pedal position|engine load
要約(日本語): 自動車の省燃費化が求められ,瞬間燃費やアクセル踏込量などをドライバに表示するシステムが多くの車両に搭載されつつある。しかし,これらのシステムでは現時点の瞬間燃費やアクセル踏込量などの表示のみで,省燃費運転を実現するための具体的な運転操作を教示することはできない。そこで,本研究では自動車に世界で標準搭載されているOBD-IIから得られるアクセル開度やエンジン負荷率などのデータをもとに,省燃費となるアクセル開度をドライバへ教示するシステムの開発を目指す。まず,道路勾配や積載重量などに関連した車両への負荷を1つのパラメータとして,これまでに取得したデータを用いて燃費との関係を学習する。次に,走行中に推定した負荷パラメータに応じて,省燃費となるアクセル開度を教示することでドライバの省燃費運転を支援する。本システムを用いた走行実験の結果,一定条件下において省燃費のアクセル開度を教示することができた。
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