評価関数の勾配情報に基づく設定パラメータを用いた極値制御手法
評価関数の勾配情報に基づく設定パラメータを用いた極値制御手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS6-2
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): A Real-time Extremum Seeking Control Scheme Based on A Parameter Tuning Guideline Using Gradient of Performance Index
著者名: 大西 祐太(東芝),山中 理(東芝),小原 卓巳(東芝),平岡 由紀夫(東芝),中川 祐一(東芝)
著者名(英語): Yuta Onishi|Osamu Yamanaka|Takumi Obara|Yukio Hiraoka|Yuichi Nakagawa
キーワード: 評価関数|制御パラメータ|極値制御極値制御|evaluation function|Control parameters|Extremum
要約(日本語): 本論文では、コストなどの最小化を目的とした評価値をリアルタイムで計測しながら、最適値を探索していく極値制御について、パラメータの設定指針を提案する。極値制御はPID制御のように実装が容易であることからその有用性に評価が集まりつつある制御である。実用化に向けた取り組みとしては、各種パラメータの設定値と極値制御の制御性能の関係を明らかにし、制御設計者が参考にすべきパラメータの設定手順やガイドラインを確立することが必要である。そこで、評価値と操作量の関数(評価関数)の勾配が極値制御の探索性に影響することに注目し、勾配情報を用いたパラメータの設定指針を提案する。提案した設定指針に従うことによってパラメータの設定が容易になり、仮想プロセス,および下水システムのシミュレータで最適値探索制御性能を評価したところ,安定性を常に維持して最適値の探索ができることが分かった。
PDFファイルサイズ: 1,842 Kバイト
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