バッチプロセス向けMSPCのための新しいDynamic Time Warping
バッチプロセス向けMSPCのための新しいDynamic Time Warping
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS6-4
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Improved Dynamic Time Warping for Batch Process MSPC
著者名: 村上 賢哉(富士電機),川村 雄(富士電機),松井 哲郎(富士電機),大頭 威(富士電機),中嶋 孝広(富士電機)
著者名(英語): Kenya Murakami|Yuu Kawamura|Tetsuro Matsui|Takeshi Daitou|Takahiro Nakajima
キーワード: バッチプロセス|MSPC|データアラインメント|Dynamic Time Warping|変数変換|Batch processes|MSPC|Data alignment|Dynamic Time Warping|Variable conversion
要約(日本語): バッチプロセスに対する異常検知方式であるマルチウェイMSPC(多変量統計的プロセス管理)においては,バッチ内の時系列データの平均軌跡を除去することで正規化が行われる(バッチワイズ正規化)。ただし一般のバッチプロセスはバッチ間でバッチ進行速度の同期がとれているとは限らずバッチ時間長も異なることが多いため,そのままでは適切な平均軌道を算出することが困難である。これに対し,従来バッチ間で時系列データの同期をとる(データアラインメント)手法としてDynamic Time Warping(DTW)法が用いられているが,DTW法では異常情報が欠損する場合があるという問題がある。これに対し,我々は元の変数に対して一定の変数変換を施すことにより,異常情報が欠損せずにデータアラインメントを可能とする新しい方式を考案したのでそれを報告する。
PDFファイルサイズ: 325 Kバイト
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