昇圧型DC-DCコンバータにおける高い速応性とロバスト性を有する新制御手法の提案
昇圧型DC-DCコンバータにおける高い速応性とロバスト性を有する新制御手法の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS8-5
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Proposal for The New Control Method Having High Responsiveness and Robustness for the Boost-Type DC-DC Converter
著者名: 川上 太知(島根大学),原田 敏和(島根大学),山本 真義(島根大学),梅谷 和弘(岡山大学)
著者名(英語): Taichi Kawakami|Toshikazu Harada|Masayoshi Yamamoto|Kazuhiro Umetani
キーワード: 昇圧型DC-DCコンバータ|電圧モード制御|電流モード制御|電力平衡モード制御|速応性ロバスト性|Boost-type DC-DC Converter|Voltage Mode Control|Current Mode Control|Power Balance Mode Control|ResponsivenessRobustness
要約(日本語): 近年、産業界からのスイッチングコンバータへの要求が高まってきている。その要求は、小型化、高電力密度化、高効率化、高速応答性、高ロバスト性など様々である。その中の高速応答性や高ロバスト性はスイッチングコンバータの制御系による。従来のスイッチングコンバータの制御系は、電圧モード制御や電流モード制御などがあるが,これらの制御系は昇圧型DC-DCコンバータにおいて速応性を決定する要因であるクロスオーバー周波数が共振周波数と右半平面のゼロ点で決定されてしまう。さらに,入力と出力におけるフィードバック数が少ないため,ロバスト性に対しても問題がある。 本稿では、入力電力と出力電力を平衡させる制御を内部ループに取り入れた新しい制御手法を提案する。本手法を用いて従来の制御手法と比較した。それにより、従来の制御手法と比較して速応性及びロバスト性が向上した。これにより、本制御手法の有効性を確認した。
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