加速度センサを用いた低消費電力運動強度推定アルゴリズム

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC3-1

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): Low-Power Metabolic Equivalents Estimation Algorithm Using Adaptive Acceleration Sampling

著者名: 塚原 美緒(神戸大学),中西 基文(神戸大学),和泉 慎太郎(神戸大学),中井 陽三郎(神戸大学),川口 博(神戸大学),吉本 雅彦(神戸大学)

著者名(英語): Mio Tsukahara|Motofumi Nakanishi|Shintaro Izumi|Yozaburo Nakai|Hiroshi Kawaguchi|Masahiko Yoshimoto

キーワード: ヘルスケア|三軸加速度|加速度センサ|サンプリングレート|METs低消費電力|Health Care|Triaxial Acceleration|Accelerometer|Sampling Rate|Metabolic EquivalentsLow-Power

要約(日本語): 従来のウェアラブルデバイス向け運動強度推定アルゴリズムは，装着者の運動状態に関わらず常に一定のサンプリングレートで内蔵加速度センサからの加速度データ読み出しを行っているため，恒常的に電力を消費する．本研究では，センサ装着者の運動状態に応じてリアルタイムにサンプリングレートを変更する，可変サンプリングアルゴリズムを提案する．運動時には高サンプリングレート，安静時には低サンプリングレートを使用することにより，運動強度の推定精度を保ったまま全体の消費電力の削減を達成した．本アルゴリズムを用い，6名の被験者の一日分の加速度データについて可変サンプリング時の消費電流を推定・評価した結果，16Hzのみを用いてサンプリングを行った場合に対し平均25.6%の消費電流削減を達成した．

PDFファイルサイズ: 517 Kバイト