ストレッチャブル伸長センサを用いた膝関節の角度計測

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC3-7

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): Angle Measurement of Knee's Joint Using Stretchable Strain Sensor

著者名: 中本 裕之(神戸大学),山路 時矢(神戸大学),大高 秀夫(バンドー化学),平田 一郎(兵庫県立工業技術センター),小林 太(神戸大学)

著者名(英語): Hiroyuki Nakamoto|Tokiya Yamaji|Hideo Ootaka|Ichiro Hirata|Futoshi Kobayashi

キーワード: センサ|関節角度|歪み計測歪み計測|sensor|joint angle|strain measurement

要約(日本語): 医療・福祉分野やスポーツ分野において人間の動作計測のニーズは高い．動作計測のスタンダードなデバイスは画像を主たる入力情報とするモーションキャプチャシステムであるが，計測される動作の範囲が限られており例えば移動を伴う動作計測は計測が困難である．本研究では，ウェアラブルで動作計測の可能なストレッチャブル伸長センサを用いた動作計測方法を提案する．伸長センサは柔軟で動作に応じて伸びることができ，伸び量に応じて静電容量を変化させる．計測対象を脚の代表的な関節である膝として，その関節上に伸長センサを貼ることにより，皮膚の伸び量を計測し関節角度を推定した．実験では1次式で関節動作をモデル化したが最大誤差15°以下の誤差で計測が可能であることを確認した．

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