勤務計画問題のための過去の計画に基づくパラメータ設定手法
勤務計画問題のための過去の計画に基づくパラメータ設定手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC4-3
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Parameter Setting Method Based on Distribution of Schedules Made in The Past for Staff Scheduling Problems
著者名: 大原 誠(神戸大学),玉置 久(神戸大学)
著者名(英語): Makoto Ohara|Hisashi Tamaki
キーワード: 勤務計画|数理計画|パラメータ調整パラメータ調整|Staff Scheduling|Mathematical Programming|Parameter Adjustment
要約(日本語): コンビニや病院などの交代勤務制の職場では,各従業者がいつ勤務するかどの作業を担当するかを定めた勤務計画に従って業務を遂行している.勤務計画は主に現場責任者によって立案されているが,従業者の要望や作業要件など多数の制約がある複雑な問題であるため,その自動化が望まれている.しかし自動化手法を実際に運用する場合,対象とする職場に応じて多数のモデルパラメータを設定する必要がある.そのためには現場についてもっとも詳しい管理者と対話を通じて値を決めることとなるが,通常,管理者は数理計画の専門家ではなく,また感覚的にのみ把握しているパラメータも多いため,この作業は難航する.そこで本研究では,過去に職場で用いられた勤務計画から可能な限りパラメータを推定するアプローチを提案する.これにより,パラメータ入力作業量の低減や,パラメータ値の決定よりも比較的心理的負担の少ない値の正誤判断への作業転換が期待できる.
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