電力パケット伝送系におけるルータへのハーベスティングに関する検討
電力パケット伝送系におけるルータへのハーベスティングに関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS6-3
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Study on Harvesting for Routers in Power Packet Dispatching System
著者名: 吉田 直充(京都大学),縄田 信哉(京都大学),高橋 亮(京都大学),引原 隆士(京都大学)
著者名(英語): Naomitsu Yoshida|Shinya Nawata|Ryo Takahashi|Takashi Hikihara
キーワード: 電力パケット|ルータ|SiCパワーデバイス|電力ハーベスティング|充電|Power Packet|Router|SiC Power Device|Energy Harvesting|Charging
要約(日本語): 近年, SiCやGaNなどのワイドギャップパワー半導体を用いたパワーデバイスが開発されている. しかしながら, それらの物理的優位性を十分に活かしたシステム応用の提案はほとんど見られない. 本論は, 低損失高周波スイッチング特性を活用して, パルス化した電力の電圧波形に直接情報を付与することで電力をパケット化し, 電力の流通を管理する電力パケット伝送システムを開発する一連の研究の一つである. 電力ルータは, 電力パケットに付与した情報に基づき電力パケットを指定の宛先に転送する機能を持つ装置である. しかし, これまでのルータは駆動に外部電源を用いていた. そこで, 受け取った電力パケットのペイロード電力を用いてルータを駆動するハーベスティングについて実験的に検討した. その結果, 電池の消費量を抑制したうえでルータの駆動が可能であることを確認した.
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