TMSにおける磁場分布を利用した逆問題的刺激部位推定法の妥当性の検証
TMSにおける磁場分布を利用した逆問題的刺激部位推定法の妥当性の検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-6
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Validity Verification in Estimation Method of Stimulation Areas in TMS by Inverse Problem Approach Using Magnetic Field Distribution
著者名: 世古 悠太(前橋工科大学),兼子 健汰(前橋工科大学),大沢 佑貴(前橋工科大学),伊藤 寛知(前橋工科大学),小田垣 雅人(前橋工科大学),菊地 豊(美原記念病院)
著者名(英語): Yuuta Seko|Kenta Kaneko|Yuuki Osawa|Kanchi Ito|Masato Odagaki|Yutaka Kikuchi
キーワード: 経頭蓋磁気刺激|刺激部位推定法|磁場分布|センサコイル|ベクトルポテンシャル|Transcranial Magnetic Stimulation|Estimation Method of Stimulation Areas|Magnetic Field Distribution|Sensor Coil|Vector Potential
要約(日本語): 経頭蓋磁気刺激において刺激コイルを手動で目標とする脳の位置に的確に合わせることが機能評価を正確に行ううえで非常に重要である。一般に刺激部位推定には3次元カメラを使用したナビゲーションシステムが用いられているが、3次元カメラは高価であり汎用性は少なく、システムを保有していない施設においては解剖学的に位置を判断し刺激部位を決定するという曖昧な方法を取っている。本研究では刺激コイルから生じる磁界に着目し、ベクトルポテンシャルを用いて刺激部位の推定を可能とする手法を開発した。この逆問題的刺激部位推定法において、各刺激部位に応じた推定を行う。頭部に配置されたセンサコイルから取得されるベクトルポテンシャルは刺激部位によって異なり、センサコイルから刺激コイルまでの距離と刺激部位の推定誤差との相関について調査し、本システムの妥当性の検証を行う。
PDFファイルサイズ: 291 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
