チップ上の温度検知にPTAT電圧発生回路を用いたサーマルレギュレーション回路
チップ上の温度検知にPTAT電圧発生回路を用いたサーマルレギュレーション回路
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS3-5
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Thermal regulation circuit using a PTAT voltage generation circuit to the temperature detection on the chip
著者名: 奥 達哉(明治大学),岩佐 香里(明治大学),前川 貴(トレックスセミコンダクター),関根 かをり(明治大学)
著者名(英語): Tatsuya Oku|Kaori Iwasa|Takashi Maegawa|Kawori Sekine
キーワード: PTAT電圧発生回路|弱反転領域|サーマルレギュレーション回路|温度|PTAT voltage generation circuit|Subthreshold region|Thermal regulation circuit|Temperature
要約(日本語): 近年、電子機器の正常動作、及び安全動作を保証するためにICチップ上の熱管理の重要性が増している。サーマルレギュレーション回路は温度を制御する回路である。一般的なサーマルレギュレーション回路は電流を小さくする事で、発熱を抑えていたが、今後様々な分野に応用するためには、表面温度を検知し、回路での最大電流を流すことが必要となる。そこで、小面積、微小電源電圧駆動、低消費電力動作が可能なPTAT電圧発生回路を温度検知に用いてチップ上の様々な場所の温度を検知し、サーマルレギュレーション回路の制御に用いることを提案する。本論文では、温度検知に用いるPTAT電圧発生回路の実測結果を示し、PTAT電圧発生回路をサーマルレギュレーション回路に適用して回路動作をシミュレーションによって確認した。
PDFファイルサイズ: 782 Kバイト
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