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動作領域の異なるMOSFETを用いた周波数変換器の線形性改善

動作領域の異なるMOSFETを用いた周波数変換器の線形性改善

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS3-6

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): Linearity improvement of the Mixer using MOSFETs operating in different regions

著者名: 大里 侑生(明治大学),関根 かをり(明治大学)

著者名(英語): Yuki Osato|Kawori Sekine

キーワード: ミキサ|ギルバートセル|3次トランスコンダクタンス|強反転領域|弱反転領域コモンモードフィードバック|Mixer|Gilbert cell|Third order trans conductance|Strong inversion region|Subthreshold regionCommon mode feedback

要約(日本語): 近年、RFフロントエンドの高性能化が求められている。特に携帯電話を中心に2.4GHz帯での使用が頻繁であり、幅広く利用されている。しかし2.4GHz帯は周波数の割り当てが逼迫し、電波干渉が起きやすいという問題がある。周波数変換器は周波数変換を行う回路である。受信部では、高周波信号を中間周波数にダウンコンバートする。周波数変換器を構成するのに非線形素子であるMOSFETを使用しているため出力に歪みを発生させてしまう。この歪みは信号の線形性を劣化させると同時に妨害波として他の通信機器に影響を与えてしまう。周波数変換器の線形性は受信機全体の線形性に影響するため、特に重要となる。そこで動作点の異なる2つのMOSFETの非線形性を利用し、あるバイアスにおいて3次歪みを発生させる3次トランスコンダクタンスを打ち消す方法を用いて、線形特性が改善されるような構成で回路設計をし、従来のミキサに比べ、線形性が改善できたことを確認した。

PDFファイルサイズ: 447 Kバイト

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