馴化防止のための複合起床支援システムの開発
馴化防止のための複合起床支援システムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS4-8
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Development of a Diverse Wakeup System to Inhibit Habituation
著者名: 金子 将之(神奈川工科大学),有馬 一貴(神奈川工科大学),村上 隆史(神奈川工科大学),一色 正男(神奈川工科大学),杉村 博(神奈川工科大学)
著者名(英語): Masayuki Kaneko|Kazuki Arima|Takashi Murakami|Masao Isshiki|Hiroshi Sugimura
キーワード: 起床支援|馴化防止|ネットワーク家電|ECHONET Lite|Wakeup support|Inhibit habituation|Network-connected home appliances|ECHONET Lite
要約(日本語): ライフスタイルの変化に伴い,起床時の不快感や起床困難に悩む人が増加している.起床状況の改善方法として,センサーを用いて睡眠周期を予測し,浅い眠りの状態の際にアラームを鳴らす睡眠周期を利用する方法と家電製品を制御して光・香り・温度といった音以外の刺激を利用する方法の2種類がある.しかし,睡眠周期を利用する方法では,アラームの鳴るタイミングが睡眠周期に支配されてしまうため,本来ユーザが起床する予定だった時刻よりも早くにアラームが鳴ってしまう問題がある.音以外の刺激を利用する方法では,常時同じ刺激を受けることで馴化が生じてしまい,利用初期のような効果を期待できない問題がある.本研究では,腕に装着したセンサーを用いて睡眠周期を取得し,起床時刻における睡眠周期の状態によって複数の家電製品を自動制御することで,馴化を防止しつつ設定時刻に起床改善効果を得られる複合起床支援システムの開発・評価を行う.
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