快適環境制御のためのdepthセンサーによる在席検知手法の一提案
快適環境制御のためのdepthセンサーによる在席検知手法の一提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS5-6
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Occupied Seat Detection by Using Depth Image Sensor to Control Comfortable Environment
著者名: 山本 康平(明星大学),鎌倉 圭吾(明星大学),藤波 祐樹(明星大学),山本 唯豊(明星大学),嶋 好博(明星大学)
著者名(英語): Kouhei Yamamoto|Keigo Kamakura|Yuuki Fujinami|Yuito Yamamoto|Yoshihiro Shima
キーワード: 環境制御|Depthセンサー|画像処理画像処理|Control Environment|Depth Sensor|Image Processing
要約(日本語): 本研究の目的は,距離センサー(depthセンサー)を用いて奥行き(depth)画像から在席を検知する方式を提案することである。また,検知実験によりその有効性を確認する。実験画像45枚に対し,在席検知は44枚成功した。これにより在席検知手法の有効性を実験的に確認した。今後の課題は,部屋全体のレイアウト検出と棚や机の位置を反映した空調制御である。座席の上方にdepthセンサーを設置し,上方から対象物までの距離をdepth画像として入力する。着席の場合,頭部と,空席の場合,机や座席,床と,depthセンサーとの距離は大きく異なる。この距離の差を閾値により判定することによって在席および空席を検知する。depthセンサーとしてKinectを用いる。Kinectは,投光した赤外線パターンを読み取り,パターンの歪みから奥行き(depth)画像を読み取る機器である。実験画像45枚(在席37枚,空席6枚,うつぶせ2枚)に対し在席検知は44枚成功した。
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