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音階錯聴現象における刺激速度に依存する脳活動の変化

音階錯聴現象における刺激速度に依存する脳活動の変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC9-1

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): Brain activities related to a scale illusion depend on the processing speed

著者名: 加藤 優一(東京電機大学),沼尾 亮佑(東京電機大学),田中 慶太(東京電機大学),栗城 眞也(東京電機大学)

著者名(英語): Yuichi Kato|Ryosuke Numao|Keita Tanaka|Shinya Kuriki

キーワード: 音階錯聴|聴覚野|刺激速度刺激速度|scale illusion|auditory area|stimulation speed

要約(日本語): 本研究では、fMRI解析により音階錯聴現象における刺激速度に依存する脳活動を検討した。音階錯聴処理を反映した脳活動は、処理速度に依存するため、低速・中速・高速の3種類の刺激速度を用いた。その結果、低速・中速刺激においては右聴覚野後方の活動が確認された。一方で、高速刺激においては聴覚野で反応が見られず、前頭前皮質や海馬傍回に反応が見られた。このことから錯聴は低速・中速刺激において右聴覚野後方が関連し、高速刺激においては正確な知覚・認知が難しいため聴覚野以外の部位も関与していると示唆する。以上より、錯聴の処理には右聴覚野後方をはじめとして、大脳辺縁系や大脳基底核が関連することがわかった。しかし、刺激速度によって様々な部位が活動し、全ての刺激速度において共通して活動する部位は確認できなかったことから、刺激速度によって知覚や認知に関与する部位は変化することが示唆される。

PDFファイルサイズ: 925 Kバイト

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