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運動誘発盲を用いた触覚刺激が視覚認知に与える影響

運動誘発盲を用いた触覚刺激が視覚認知に与える影響

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC9-3

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): Effect of tactile stimulation on motion-induced blindness

著者名: 後藤 眞輝(鹿児島大学),湯ノ口 万友(鹿児島大学),塗木 淳夫(鹿児島大学)

著者名(英語): Masaki Goto|Kazutomo Yunokuchi|Atsuo Nuruki

キーワード: 運動誘発盲|注意|触覚刺激触覚刺激|motion-induced blindness|attention|tactile stimulation

要約(日本語): 運動誘発盲(motion-induced blindness:MIB) とは周辺視野に呈示された比較的顕著なターゲットの上に回転運動するディストラクタが重ねられると,ターゲットが知覚的に消失と再現を繰り返す現象である.外部のMIBに関する研究では単一の感覚情報,特に視覚情報を操作した研究が多く行われている.しかし,我々の知覚は視覚情報だけでなく,聴覚や触覚といった複数の感覚情報を基に処理されている.本研究では触覚に着目し,触覚刺激がMIBによって消失したターゲットの知覚に影響を与えるかどうかについて調査を行った.その結果,触覚刺激を呈示しなかった場合と比較して触覚刺激を呈示した場合にターゲットの消失時間が減少した.また,これはターゲットと触覚刺激の呈示位置が空間的に一致していた場合のみ見られた.これらの結果から,触覚刺激が消失したターゲットの周辺に注意を再び割り当てたことによって,ターゲットの消失時間が減少したと示唆される.

PDFファイルサイズ: 523 Kバイト

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