静的エラストグラフィにおける緩衝層パラメータが付与歪み均一性に与える影響
静的エラストグラフィにおける緩衝層パラメータが付与歪み均一性に与える影響
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC9-13
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Effects on Applied Strain Uniformity of Damper Layer Parameters in Static Elastography
著者名: 芳賀 良(首都大学東京),田代 祐一(首都大学東京),佐藤 隆幸(首都大学東京),渡部 泰明(首都大学東京)
著者名(英語): Ryo Haga|Yuichi Tashiro|Takayuki Sato|Yasuaki Watanabe
キーワード: 超音波|組織弾性イメージング|静的エラストグラフィ|緩衝層|ultrasonic|tissue elasticity imaging|static elastography|damper layer
要約(日本語): 静的エラストグラフィは診断に有用な組織の弾性情報を画像化する超音波画像診断手法の一つである現在は主に乳癌の検査に利用されているが、近年、肝臓がんや肩こりの診断への応用が進んでおり、更なる発展が期待されている。静的エラストグラフィでは組織に圧縮を加えた際に発生する歪み(付与歪み)を利用して弾性情報を取得するが、圧縮板と組織の接合面の形状の不一致が原因で生じる付与歪みの不均一性によって弾性情報に誤差が生じるという問題があり、静的エラストグラフィ発展の課題となっている。先行研究では、圧縮板と組織の間に緩衝層を挿入することで付与歪みを均一化する提案がなされ、シミュレーションにおいて付与歪みの均一化が確認されている。本研究ではシミュレーションにおいて確認された付与歪みの均一化を実験的に検証した。また、緩衝層パラメータである緩衝層のヤング率と厚さが付与歪みの均一化に与える影響の調査を行った。
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