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簡便な患者体勢検出装置の開発

簡便な患者体勢検出装置の開発

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC9-14

グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2016/08/31

タイトル(英語): A development of simplified patient posture detection system

著者名: 星 善光(東京都立産業技術高等専門学校)

著者名(英語): Yoshimitsu Hoshi()

キーワード: 転落防止|介護|センサセンサ|fall prevention|Nursing care|Sensing

要約(日本語): 病院等において、ベッドからの患者転落や徘徊は問題となる。本研究では、安価で簡便な方法として赤外線センサによる簡易型患者体勢検出装置の開発を目的とした。今回は、ベッド上における患者の体勢を検出する試作装置を用いた物体検出実験の実験結果について報告する。実験では、ベッド柵を想定した位置に赤外線LEDを配置し、赤外線LEDからの光をフォトトランジスタで検出した信号について検証した。実験の結果、ベッドを想定した面上に正方形の物体を配置して信号減衰を調べたところ、LEDとセンサ間に物体が存在することで信号量が減衰することが確認できた。 また、赤外線発光部の信号をパルス変調し、センサ部で正確に復調可能なLED・センサ間距離も算出した。その結果、ベッド幅を想定したLED・センサ間距離120[cm]において、変調した信号を正しく復調できることが確認できた。

PDFファイルサイズ: 372 Kバイト

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