階層型ニューラルネットワーク用のSTDP特性を持つ電子回路モデルの開発
階層型ニューラルネットワーク用のSTDP特性を持つ電子回路モデルの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC15-1
グループ名: 【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2016/08/31
タイトル(英語): Development of Electronic Circuit Model with STDP-Like Characteristics for Hierarchical Neural Networks
著者名: 阿部 水樹(日本大学),岩間 幹司(日本大学),高藤 美泉(日本大学),佐伯 勝敏(日本大学),内木場 文男(日本大学),齊藤 健(日本大学)
著者名(英語): Mizuki Abe|Kanji Iwama|Minami Takato|Katsutoshi Saeki|Fumio Uchikoba|Ken Saito
キーワード: ニューラルネットワーク|逆伝播特性|STDP学習則|パルス形ハードウェアモデル|電子回路モデル|neural network|backpropagation|STDP-like learning rules|pulse-type hardware model|electronic circuit
要約(日本語): 生体の脳は、現在のコンピュータでは困難な高次情報処理能力を有しており、脳の優れた情報処理能力の解明や工学的応用を目的として、Artificial Neural Networks (ANN) の研究が盛んに行われている。近年、脳の学習や記憶に重要な役割を持つとされるシナプス可塑性について、シナプス前ニューロンから入力による興奮性シナプス後電位とシナプス後ニューロンの活動電位のそれぞれの到達タイミングによってシナプスの結合強度が変化するSpike Timing Dependent synaptic Plasticity (STDP) 特性が生理学実験により明らかにされている。我々は、STDP学習則を取り入れた階層型ニューラルネットワークを構築するため、STDPを誘発可能なハードウェアモデルを開発し、ネットワーク化について検討を行なった。
PDFファイルサイズ: 958 Kバイト
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