遺伝的アルゴリズムによる鉄道ダイヤの最適化

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS1-2

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): Train Schedule Optimization by Means of Genetic Algorithm

著者名: 立岡 砂葵(大阪工業大学),乾 将太朗(オムロンFE),重弘 裕二(大阪工業大学)

著者名(英語): Saki Tatsuoka|Shotaro Inui|Yuji Shigehiro

キーワード: 鉄道ダイヤ|遺伝的アルゴリズム|鉄道シミュレータ鉄道シミュレータ|train schedule|genetic algorithm|train simulator

要約(日本語): 現在、鉄道ダイヤは人間の手で作成されている。安全を最優先に、顧客がより満足できるようなダイヤグラムを組むためである。そこには経験から得られる勘や、顧客を視る目など、鉄道の単なる知識以上のものが必要となる。それゆえに、ダイヤグラムを作成できる人間が少ないのも事実である。事故等の不測の事態が起きた際も人間がダイヤグラムを書き換えるが、対応の遅れや人的過誤が起こる可能性は捨てきれない。そこで本研究では、遺伝的アルゴリズムを用いてダイヤグラムの自動作成を目指す。急行や快速といった列車の種別毎の停車駅や、各駅の停車時間等を染色体により表現する。また、利用客の待ち時間を表す不満度を定義し、鉄道シミュレータを用いて個体の評価を行う。

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