確率モデルに基づく自動車の運転操作実行タイミングの一致精度評価法の検討
確率モデルに基づく自動車の運転操作実行タイミングの一致精度評価法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS3-8
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Study on an evaluation method of accuracy of execution timing of driving operation based on the probability model
著者名: 橋本 幸二郎(諏訪東京理科大学),道木 加絵(愛知工業大学),舟洞 佑記(名古屋大学),道木 慎二(名古屋大学)
著者名(英語): Kohjiro Hashimoto|Kae Doki|Yuki Funabora|Shinji Doki
キーワード: 運転行動モデリング|人間-機械系|隠れマルコフモデル隠れマルコフモデル|Driving behavior modeling|Man-Machine|Hidden Markov Model
要約(日本語): 高齢者化に伴い,高齢ドライバーによる交通事故が増加している.交通事故の主な要因は運転技量の低下とされており,高齢ドライバーに対する運転技量を評価するための指標が急務とされている. 本研究では,ドライバーが操作を実行する際のタイミングのばらつきを定量的に評価する方法を提案する.具体的には隠れマルコフモデルにより環境情報の時系列変化をモデル化し,さらに環境情報と操作実行時間の関係をタイミング確率と呼ばれる確率分布によりモデル化する.このタイミング確率分布を解析することにより,操作が実行されるときの環境情報との変動量が定量的に評価できる. 上記について実験より検証し,提案手法の有効性を確認する.この操作実行タイミングのばらつきは環境情報の認知力を表現していると考えられるため,ドライバーのタイミングに関する運転技量評価への応用が期待できる.
PDFファイルサイズ: 673 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
