金属ナノワイヤ・オン・金属ミラーにおける光学特性
金属ナノワイヤ・オン・金属ミラーにおける光学特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-7
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Optical Properties of Metallic Nanowires on Mirror
著者名: 中本 樹(香川大学),井手上 真之(香川大学),三澤 大樹(香川大学),山口 堅三(香川大学)
著者名(英語): Tatsuki Nakamoto|Masayuki Ideue|Daiki Misawa|Kenzo Yamaguchi
キーワード: 表面プラズモン|薄膜|微粒子|銀|金|surface plasmon|thin film|nanoparticle|silver|gold
要約(日本語): ナノメートルサイズの金属粒子に光を入射すると、金属内の自由電子と光の電磁場が結合し、金属表面に局在した電子の集団振動により、回折限界を超えた金属表面の非常に小さな領域に光を閉じ込めることができる。(表面プラズモン:surface plasmon以下、SP)。このようなSPのさらなる効率化・高感度化を実現する方法に、金属微粒子の粒子間や金属チップと金属薄膜から成るナノ空間を有する構造が注目されている。本研究では、これまでよりもさらに容易にナノ空間を形成可能な金属微粒子と金属薄膜に着目した。ここで、金属微粒子には金属ナノワイヤを採用し、金属ナノワイヤと金属薄膜界面である金属ナノワイヤ・オン・金属ミラーにおけるナノ空間とその光学特性の関係を明らかにしたので報告する。また、ナノワイヤを用いたことで、単一のワイヤ内で複数のギャップモードから成るSPの観測に成功し、新しい知見を収めている。
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