3D形状の2Dヒストグラム照合による違法造形物の3Dプリンター出力規制技術の提案
3D形状の2Dヒストグラム照合による違法造形物の3Dプリンター出力規制技術の提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS9-4
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Proposal for 3D-Printing Regulation Technique in Fabricating Illegal Objects by Matching of 3D Shapes Using 2D Histogram
著者名: 茂出木 敏雄(大日本印刷)
著者名(英語): Toshio Modegi()
キーワード: 3Dプリンター|特徴ベクトル|2Dヒストグラム|ハイブリッド照合|部分照合ポーズ耐性|3D-printer|feature-vector|2D-histogram|hybrid matching|partially matchingpose robustness
要約(日本語): 筆者らは、違法造形物の3Dプリンター出力を規制するため、3Dプリンター出力用の3Dモデルを特徴ベクトルに変換してブラックリストと照合し、出力可否判定を行なう手法を提案している。コアとなる3Dモデルの照合において、3Dモデルどうしの類似性判定だけでなく、登録されている2D画像と3Dモデルとの類似性を判定するハイブリッド照合、3Dモデル全体と構成部品の3Dモデルとの部分照合、ポーズが異なる3Dモデルどうしのポーズ耐性照合といった高度な照合技術が要求される。筆者らが提案する特徴ベクトルは、2D画像からも生成できるためハイブリッド照合を実現でき、構成部品の全ての特徴ベクトルを包含しているため、部分照合も原理的には実現できる。本稿では、互いに独立した特性をもつ2種類の特徴パラメータで形成される2Dヒストグラムを用いて照合することにより、ポーズ耐性照合にも対応できる高精度な照合方式について提案する。
PDFファイルサイズ: 2,074 Kバイト
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