表情分析によるストレス評価の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC5-1

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): A Method to Evaluate Stress Level by using Expression Analysis

著者名: 田中 智也(徳島大学),伊藤 伸一(徳島大学),伊藤 桃代(徳島大学),福見 稔(徳島大学)

著者名(英語): Tomoya Tanaka|Shinichi Ito|Momoyo Ito|Minoru Fukumi

キーワード: 表情分析|ストレス評価|アミラーゼアミラーゼ|Expression Analysis|Evaluate Stress|Amylase

要約(日本語): 本稿では，表情分析を用いてストレスを評価する手法を提案する。提案手法は，ストレスタスク部，撮影部，表情分析部，ストレス評価部で構成される。ストレスタスク部では，英文翻訳ならびに技術者試験問題の模擬試験を実施することでストレスを与えている。撮影部では，表情を撮影する。ここでは，真顔と笑顔の2種類の表情を撮影する。表情分析部では，口角の動きに着目し，その動きの変化量を特徴量として抽出する。ここでは，ストレスタスク前後の表情における口角の変化量の差を計算する。ストレス評価部では，抽出された特徴量からストレスの有無を判断する。このとき，唾液アミラーゼによるストレス評価結果と照合することで，提案手法の有効性を検証する。実験的に検証した結果，69.2％の精度でストレスの有無が評価された。

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