3次元モーションセンサデバイスを用いた指文字の認識
3次元モーションセンサデバイスを用いた指文字の認識
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC5-2
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Finger Character Recognition Using Three Dimensional Motion Sensor Device
著者名: 尾山 匡浩(神戸市立工業高等専門学校),近藤 大介(神戸市立工業高等専門学校),中井 友厚(神戸市立工業高等専門学校)
著者名(英語): Tadahiro Oyama|Daisuke Kondo|Tomoatsu Nakai
キーワード: 指文字|3次元モーションセンサデバイス|DPマッチングDPマッチング|finger character|three dimensional motion sensor device|DP matching
要約(日本語): 聴覚障害者とのコミュニケーション手段として手話が存在するが、健常者や未習得者が理解するのは困難である。そこで、本研究ではこのコミュニケーションを簡単化することを目的とした手話認識システムの構築を目指す。手話は単語ごとに定められており、その種類は限りなく多いため、本論文では手話認識の初期段階として指文字の認識を試みる。提案手法では、Leap motionと呼ばれる3次元モーションセンサーデバイスを用いて、指文字を行う際の指先などの座標を取得する。その座標列から各指文字の特徴ベクトル列を生成し、それらを元に時系列信号処理手法を用いて指文字の識別を行う。被験者2名に対して日本語の46種類の指文字を対象とした検証実験を行った結果、平均で75%以上の精度で識別が可能であった。今後は、更に被験者数の増加するとともに、インタフェース部分の検討なども行っていく必要がある。
PDFファイルサイズ: 651 Kバイト
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