監視カメラ映像におけるカバーの汚損検出
監視カメラ映像におけるカバーの汚損検出
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC6-3
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Detecting Noise of Cover on Surveillance Camera
著者名: 杉本 雅大(香川大学),林 純一郎(香川大学)
著者名(英語): Masahiro Sugimoto|Junichiro Hayashi
キーワード: 汚損|監視カメラ|二値化|差分|補正限界色相変化|Noise|Surveillance Camera|Binarization|Difference|Limitation of CorrectionChange of Hue
要約(日本語): 監視カメラは現在様々な場所に設置されており,犯罪の抑止や映像記録等に用いられている。監視カメラが防犯システムとして優秀であることは明らかであり,設置だけで犯罪の抑止が可能である。一方でコストが課題となっており,駅等の高所に設置されているものは,一度のメンテナンスで多くの人員と費用が必要となる。したがって,監視カメラをより安価で効果的に使用するために適切な時期のメンテナンスは必要不可欠と言える。その時期の指標として,映像における汚損を検出することが本研究の目的である。レンズカバー上の汚損の中でも使用に伴って累積したほこりや,カバー自体のくもりに着目した。実際に使用されている汚損状態のカバーを用いて風景を撮影し,通常状態からの差を二値化や差分によって調査する.除去可能な汚損は輝度分布を補正し除去する。また,色相等の汚損により風景にかかわらず共通の変化が見られる成分の検討を行う。
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