発音訓練のためのフォルマント教示生成とその評価
発音訓練のためのフォルマント教示生成とその評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS3-5
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Generating Instructions by Vowel Formant Frequency for Pronunciation Training and its Evaluation
著者名: 笹川 隆史(東京電機大学),苅米 亮介(東京電機大学),二瓶 翔太(東京電機大学),花崎 泉(東京電機大学)
著者名(英語): Takafumi Sasakawa|Ryosuke Karigome|Syota Nihei|Izumi Hanazaki
キーワード: 発音訓練|フォルマント|ニューラルネットワーク|生成モデル|pronunciation training|formant|neural network|generative model
要約(日本語): 同じ音韻の音声から求めた低次のフォルマント周波数は近い値になることが知られている.この性質を利用して,適切な発音と訓練者の発音とのフォルマント周波数の差を示すことによる発音訓練方法が提案されている.このとき,目標となる適切な発音のフォルマント周波数には統計的な代表値が用いられる.しかし,同じ音韻であってもフォルマント周波数には個人差があり,代表値を目標とすることが訓練者にとって適切であるとは限らない.訓練者ごとに適切な目標を教示できることが望ましいが,そのためには訓練者が適切な発音をしたときの音声が必要となり,本末転倒な状況が生じる.この問題を解決するために,本研究では,ニューラルネットワークによる生成モデルを用いて,個人差を考慮した適切な教示を生成する.また,生成した教示ついて,訓練によって適切な発音を習得した訓練者のデータと比較することで評価する.
PDFファイルサイズ: 122 Kバイト
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