発音訓練における調音教示法と音響的特徴の関係
発音訓練における調音教示法と音響的特徴の関係
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS3-6
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Relationship between articulatory teaching method and acoustic features in pronunciation training
著者名: 苅米 亮介(東京電機大学),松平 圭一(東京電機大学),花﨑 泉(東京電機大学)
著者名(英語): Ryosuke Karigome|Keiichi Matsudaira|Izumi Hanazaki
キーワード: フォルマント|ARモデル|調音動作|発音訓練|Formant|AR model|articulation|pronunciation training
要約(日本語): 人は母国語を発声する際,口の開きや舌形状などの調音器官の動きを意識しない.しかし,非母国語などのなじみのない音声を獲得する場合,目標となる音と自身が発声している音の違いを比較することで発音を習得していく.このとき,目標となる音との違いを正しく認識できなければ,正しい発音を習得することが困難となる.そのような場合,調音器官を適切に矯正する指導者や,視覚的に発音の違いを可視化するシステムが必要となる.後者として,PC等を利用し訓練者の学習補助が行える発音訓練システムに関する研究が多く報告されている.しかし,問題点として,訓練者の学習支援に効果的な支援法が確立されていないことが挙げられる.そこで,学習支援に効果的な支援方法として,英語教師が経験的に獲得している発音を矯正するための教示法に着目する.本研究では,音響的特徴と教示法の対応関係をモデル化し,適切な視覚的支援方法を検討する.
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