降雨の空間分布情報を活用した雨水流出モデル補正手法の検討
降雨の空間分布情報を活用した雨水流出モデル補正手法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS4-3
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Rainfall-runoff Model Calibration Using Space Distribution of Rainfall
著者名: 今井 健(三菱電機),上野 洋平(三菱電機)
著者名(英語): Ken Imai|Yohei Ueno
キーワード: 雨水管理|局所的集中豪雨|レーダ雨量データ|雨水流出モデル|補正|rainwater control|local heavy rainfall|radar rainfall data|rainfall-runoff model|calibration
要約(日本語): スマート社会の実現に向けて、自然災害に対する都市インフラの強靭性向上が求められている。下水道による雨水管理は、都市を浸水から守る役割を担ってきた。しかし、近年多発する局所的集中豪雨により都市型水害のリスクが高まっている。局所的集中豪雨に対応した雨水管理として、ポンプ場の運用や人員の配備を効率的に行うことが検討されている。このような取り組みを実現するためには下水道への雨水流出量を精度良く予測する必要がある。予測精度向上のために、雨量情報を用いた雨水流出モデルの補正が行われてきたが、下水道の排水区一律でのモデルパラメータ補正であり、十分な予測精度が得られない場合があった。そこで本研究では、近年空間分解能が飛躍的に向上したレーダ雨量情報を用いて、排水区の土地利用毎に雨水流出モデルのパラメータを補正する方法を提案し、シミュレーション評価を行った結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 520 Kバイト
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