P300spellerの日本語入力を目的とした性能改善に関する研究
P300spellerの日本語入力を目的とした性能改善に関する研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-3
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): A study on improving performance of P300speller for the input in Japanese
著者名: 車 張誠(鹿児島工業高等専門学校),柏田 大貴(鹿児島工業高等専門学校),玉利 陽三(鹿児島工業高等専門学校),鎌田 清孝(鹿児島工業高等専門学校),湯ノ口 万友(鹿児島大学)
著者名(英語): Chosei Sha|Daiki Kashiwada|Yozo Tamari|kiyotaka Kamata|kazutomo Yunokuchi
キーワード: P300スペラー|日本語入力|P300speller|the input in Japanese
要約(日本語): BCIとは人間の脳の情報をデバイスへの入力として利用し応用する技術であり、脳波を利用した文字入力システムとしてP300spellerが最も有名である。P300spellerは外部から与えられる刺激によって誘発される事象関連電位P300を利用したシステムであり、ALS患者のような口頭で意思を伝えることが困難な人々のためのコミュニケーションツールとして実用化が期待されている。このシステムの問題点として、1文字あたりの入力時間が長いことが挙げられる。また、現在はアルファベット表記が主流となっており、日本語を入力する際にユーザに負担がかかることも問題として挙げられる。本研究では、入力時間の短縮かつ日本語入力に適した仕様を目指す新たなインタフェースを提案した。入力文字の正答率、1文字あたりの入力時間を従来のインタフェースと比較し、提案インタフェースの性能を評価した結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 597 Kバイト
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