2種類の随意性瞬目と視線を用いた文字入力システムの検討
2種類の随意性瞬目と視線を用いた文字入力システムの検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS6-1
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): A Text Input System Using Two types of Voluntary Blinks and Eye-Gaze Information
著者名: 佐藤 寛修(関東学院大学),阿部 清彦(東京電機大学),松野 省吾(電気通信大学),大山 実(東京電機大学)
著者名(英語): Hironobu Sato|Kiyohiko Abe|Shogo Matsuno|Minoru Ohyama
キーワード: 瞬目|随意性瞬目|自発性種目|入力インタフェース|画像解析|Eye blink|Voluntary blink|Involuntary blink|Input interface|Image analysis
要約(日本語): 重度肢体不自由者のコミュニケーション支援などを目的として、瞬目(まばたき)による入力インタフェースの研究が進められている。瞬目動作を入力に用いる場合、ユーザの意図的な瞬目(随意性瞬目)と自然と生じる瞬目(自発性瞬目)を何らかの方法で識別する。著者らはこれまで、視線によって多指標を選択し、1種類の随意性瞬目によって入力決定する日本語文字入力システムを開発した。また、自然光下の画像解析を用いた2種類の随意性瞬目と自発性瞬目の識別法を開発した。本稿では、これらの知見を用いて、2種類の随意性瞬目の動作に通常の入力決定と誤入力の訂正機能をそれぞれ割り当てた、新しい視線入力システムを提案する。この提案システムによって、誤入力の訂正に要する手数や時間の短縮でき、入力効率の向上が期待できる。提案システムの評価として、従来の視線入力システムと同様の課題による日本語文字入力の実験を行なったので報告する。
PDFファイルサイズ: 323 Kバイト
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