高周波分配器の特性改善法とフェライト形状が特性に及ぼす影響
高周波分配器の特性改善法とフェライト形状が特性に及ぼす影響
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS1-5
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Method of Improvement of RF-Splitter's Characteristics, and Effect of Ferrite Core Dimensions on the RF-Splitter's Characteristics
著者名: 水野 尚登(三重大学),竹尾 隆(三重大学),蟹江 知彦(蟹江技術士事務所)
著者名(英語): Naoto Mizuno|Takashi Takeo|Tomohiko Kanie
キーワード: 高周波分配器|アイソレーション|並列抵抗|バイアス電流重畳|RF splitter|Isolation|Parallel resistor|Bias current superimposing
要約(日本語): 現在フェライトは高周波トランスのコア材やEMC対策部品等幅広く使用されており、その透磁率は温度や信号周波数に依存する。そのためフェライトを使用する製品の開発では、使用環境に応じて適切な材料選択が必要である。本研究では、フェライトをコア材としたトランスを用いて広い周波帯域に対応した分配器を扱う。そこに更に2つの機能を付け加えることで、汎用性を高めることができる手法を検討する。2つの機能とはトランスにバイアス電流を重畳することと、トランスに並列に抵抗を接続することである。この2つの機能は元々異なった目的の為に考案された技術だが、それらを併用することで更なる特性改善及び汎用性の向上が可能であることを報告する。また温度や周波数、抵抗値、電流値だけでなくフェライトの形状によっても特性は変化する。そのため今回はフェライトの形状を変化させた時、周波数範囲によって特性がどのように変化するかも報告する。
PDFファイルサイズ: 425 Kバイト
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