自発展開法によるハイドロゲル上への人工脂質二重膜の形成
自発展開法によるハイドロゲル上への人工脂質二重膜の形成
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-10
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Lipid Bilayer Formed On Patterned Hydrogel Using Self-Spreading Method
著者名: 彭 祖癸(東京工業大学),榛葉 健太(東京工業大学),宮本 義孝(東京工業大学),八木 透(東京工業大学)
著者名(英語): Zugui Peng|Kenta Shimba|Yoshitaka Miyamoto|Tohru Yagi
キーワード: 脂質二重膜|ハイドロゲル|自発展開法自発展開法|LIPID BILAYER|HYDROGEL|SELF-SPREADING
要約(日本語): 膜タンパク質は、高感度のバイオセンサや細胞用の刺激電極としての活用が期待されている。脂質二重膜中でのみ機能するため、膜タンパク質を利用するためには脂質二重膜は不可欠である。これまで、脂質二重膜を人工的に生成する手法が多数開発されたが、従来の手法では、高精度な膜の形成と挿入されたタンパク質の機能を維持することの両立が困難であった。本研究では、従来の脂質二重膜の形成法である自発展開法をハイドロゲル上で行うことによって、高精度かつタンパク質の機能を維持できる膜の開発を目指す。これまで、ストライプ状にアガロースゲルの上に、リン脂質eggPCと蛍光標識したリン脂質Fluorescein-DHPEを混合した脂質塊をゲル上に塗布し脂質二重膜がハイドロゲル上に形成されたことを確認し、今後さらに細かい鋳型を用いた高精度な脂質二重膜パターニングを行う。
PDFファイルサイズ: 492 Kバイト
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