簡易に撮影された建造物ひび割れ画像のためのイメージモザイキング

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS6-2

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): Image Mosaicing for Structure Crack Images Taken Roughly

著者名: 藤井 大輝(芝浦工業大学),中村 真吾(芝浦工業大学)

著者名(英語): Daiki Fujii|Shingo Nakamura

キーワード: イメージモザイキング|ひび割れ検出|外観検査外観検査|image mosaicing|crack detection|visual inspection

要約(日本語): 近年，高度経済成長期に建設された数多くの公共インフラの老朽化が問題視され，早急な対応が求められている．建造物の表面ひび割れは安全管理のために重要な指標とされ，専門家の直接目視によるひび割れ検出が広く行われている．そのため，高コストと人手不足を解消するための自動化が求められている．従来，大型建造物の自動化ひび割れ検査システムにおいては，撮影した検査対象となる壁面の複数の画像を1枚に合成し，得られた展開画像からひび割れを自動検出している．しかしながら，等間隔・平行に撮影するために大がかりな装置を運用しているため，予め決められた建造物にしか適用できず，他の建造物へ容易に適用できない．本研究では，簡易なシステムだけを用いる汎用性の高い建造物のためのひび割れ検査システムを目標とする．ここでは，手持ちのカメラで自由に撮影したひび割れ画像を合成するイメージモザイキング手法を提案する．

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