場面遷移ネットと隠れマルコフモデルを用いた不確定要素を含むサービスシステムのモデリング手法
場面遷移ネットと隠れマルコフモデルを用いた不確定要素を含むサービスシステムのモデリング手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC2-5
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): A modeling method for service systems including uncertain elements using scene transition nets and hidden Markov models
著者名: 舘山 武史(愛知工科大学)
著者名(英語): Takeshi Tateyama()
キーワード: 離散・連続混合システム|場面遷移ネット|サービスシステム|隠れマルコフモデル|モデリングシミュレーション|discrete-continuous hybrid systems|scene transition nets|service systems|hidden Markov models|modelingsimulation
要約(日本語): 実システムの挙動を検証するためには,システムをモデル化し,シミュレーションを行うことが有効であるが,人工システムは離散・連続混合システムとして扱うべきものが多く,また様々な確率的事象を含むものも多い.特にサービスシステムは人間(提供者,受給者など)のふるまいがシステム全体の挙動に影響するが,人間のふるまいは現場の状況,人間の嗜好等,様々な要素の影響により不確定であるため予測が困難であり,不確定な確率的事象としてモデル化する必要が生じる場合が多い.しかし,それらの確率は状況によって変動する場合があり,さらにサービス提供者はそれらの状況を直接観測できない(隠れ状態をもつ)場合も考えられる.そこで本研究では,離散・連続混合システムのモデリング手法である場面遷移ネットによって,隠れマルコフモデルの概念を用いたサービスのモデリングを行い,隠れ状態をもつシステムの挙動を検証する手法を提案する.
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