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外来型心療内科患者の脳波と抑うつ度の関係

外来型心療内科患者の脳波と抑うつ度の関係

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC3-1

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): Relationship between EEG and Depression scale for Outpatients with Mental problems

著者名: 藤原 徹(神心会),大塚 舞子(神心会),神農 雅彦(神心会)

著者名(英語): Toru Fujiwra|Maiko Otsuka|Masahiko Shinno

キーワード: 脳波|心療内科|抑うつ度|簡易型測定器|EEG|psychosomatic internal medicine|depression scale|portable instrument

要約(日本語): 外来型心療内科患者の脳波を測定し、診察時の情報として活用することを検討している。電極が1か所のみの簡易型脳波測定器を用いることで、被験者に負担をかけることなく、脳波を測定することができる。この測定器を使うことで、外来型心療内科の患者の脳波を容易に測定することができる。脳波をフーリエ解析することで、θ波、α波、β波の出現比率を求めた。また、心療内科では、自己評価式の心理検査により、来診者の抑うつ度を評価している。そこで、当院の初診者に対して自己評価式抑うつ度と脳波の出現比率と抑うつ度と相関を検証した。この結果、θ波の出現比率が高い患者と、β波の出現比率が低い患者は抑うつ度が高い傾向が見られた。したがって、抑うつ度は、θ波の出現比率とは正の相関を、β波の出現比率とは負の相関を示す。また、α波の出現比率と抑うつ度とは無相関であった。このことは、心療内科の診察に有用な情報となる。

PDFファイルサイズ: 612 Kバイト

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