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線条体投射ニューロンの入出力特性のイメージング解析

線条体投射ニューロンの入出力特性のイメージング解析

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC6-5

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): Imaging analysis of the input-output characteristics of the striatal projection neurons

著者名: 笹川 正人(東北大学),菊田 里美(東北大学/日本学術振興会/京都大学),本間 経康(東北大学),小林 和人(福島県立医科大学),小山内 実(東北大学)

著者名(英語): Masato Sasagawa|Satomi Kikuta|Noriyasu Homma|Kazuto Kobayashi|Makoto Osanai

キーワード: 大脳基底核|カルシウムイメージング|脳|線条体|basal ganglia|calcium imaging|brain|striatum

要約(日本語): 線条体は、大脳皮質から入力を受け大脳基底核の出力を制御する部位であり、随意運動や報酬学習などに関与していると言われている。線条体では投射ニューロンが90% 以上を占め、基底核の出力部に抑制性の入力を惹起する直接路ニューロンと、興奮性の入力を惹起する間接路ニューロンとに二分される。これら二つの経路の信号伝達により運動制御などが行われていると考えられているが、それぞれのニューロンがどのような応答特性を持っているのかは明らかではない。我々は、大脳皮質からの入力を頻回刺激した際のそれぞれのニューロンの応答を、カルシウムイメージングにより計測した。その結果、直接路ニューロンと、間接路ニューロンとで、入力線維の刺激頻度とCa2+ 濃度上昇との間に有意差はなかったが、直接路ニューロンの方が常に大きな応答を示す傾向にあった。このことから、線条体の2種類の投射ニューロンは異なる応答特性を持つことが示唆された。

PDFファイルサイズ: 789 Kバイト

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