海馬におけるセロトニン抑制効果の特徴抽出および持続性の検証
海馬におけるセロトニン抑制効果の特徴抽出および持続性の検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC11-9
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Feature Extraction and Sustainability Verification of Serotonin Inhibitory Effect on Hippocampus
著者名: 近藤 大介(慶應義塾大学),満倉 靖恵(慶應義塾大学),浜田 望(慶應義塾大学),吉田 慶多朗(慶應義塾大学),木村 生(慶應義塾大学),高田 則雄(慶應義塾大学),田中 謙二(慶應義塾大学)
著者名(英語): Daisuke Kondo|Yasue Mitsukura|Nozomu Hamada|Keitaro Yoshida|Iku Tsutsui|Kimura Norio|Takata Kenji|F. Tanaka
キーワード: 海馬|セロトニン|オプトジェネティクス|シナプス電位|Hippocampus|Serotonin|Optogenetics|Postynaptic potential
要約(日本語): 本研究の目的は,オプトジェネティクスを用いてマウスの海馬を侵襲的に計測し,セロトニン神経活動を抑制することによる神経活動の特徴と抑制効果の持続性を検証することである.オプトジェネティクスは,光により活性化する光活性化タンパク質を特定の細胞に発現させることにより,その細胞の活動を光操作のみで活性化や抑制することができる.本研究で計測対象とした海馬は,レム睡眠における活動やうつ病患者における海馬の萎縮が確認されていることから,うつ病や睡眠との関係が期待されて用いられる.したがって,セロトニン神経と海馬の活動の関係は神経科学において重要な意味を持っており,関係性を解明する必要があると考える.本研究の目的を達成することにより,セロトニン神経の活動による海馬への影響が明らかとなり,抑制効果の持続性から海馬の活動メカニズムの解明が可能となる.
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