MRIを用いた鍼刺激時の下肢深部温度分布推定に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC16-1

グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2017/09/06

タイトル(英語): Study on Temperature Distribution Estimation on Human Leg using MRI during Acupuncture Treatment

著者名: 中村 優(帝京平成大学/国士舘大学),二川 佳央(国士舘大学)

著者名(英語): Suguru Nakamura|Yoshio Nikawa

キーワード: 核磁気共鳴画像|温度分布|鍼|前脛骨筋|足三里|MRI|Temperature Distribution|Acupuncture|Tibialis anterior muscle|ST36

要約(日本語): 鍼灸学分野における臨床の現場において、もっとも頻繁に用いられる施術方法が鍼刺激を用いた方法である。この鍼刺激による施術は医療用の鍼を用い、生体に極小さな侵害刺激を与えることで得られた変化をその効果としている。この得られた変化の中には介入部位局所の温度変化も含まれているが、鍼刺激介入時の生体内深部温度変化については明らかになっていない。これは非侵襲で生体深部の温度測定を行うことが困難であることに起因する。本研究では、生体下肢の前脛骨筋上にある足三里穴(ST36)に鍼刺激を介入し、刺激介入時の深部温度変化をMRIによるプロトン縦緩和位相測定を温度変化に換算するシステムを用いて撮像および評価を行う。また、得られた結果から、より効果的な鍼施術を行なうため定量解析を行い報告する。

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