RGB-Dカメラを用いた日本語の指文字における静止文字認識
RGB-Dカメラを用いた日本語の指文字における静止文字認識
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC20-1
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Recognition of Static Signs in Japanese Hand Sign Languages by Using RGB-D Camera
著者名: 松岡 遼(大阪府立大学),井上 勝文(大阪府立大学),吉岡 理文(大阪府立大学)
著者名(英語): Ryo Matsuoka|Katsufumi Inoue|Michifumi Yoshioka
キーワード: 認識|手領域抽出|KinectKinect|Recognition|Hand Detection|Kinect
要約(日本語): 聴覚障がい者とのコミュニケーション手段として手話があり、近年では手話の自動認識システムの研究が広く行われている。しかし、語彙の多さなどから、自動認識できる手話単語数が限定されており、実用には至っていない。そこで本研究では、手話の一種で、手話よりも習得すべき表現が少ない指文字の自動認識システムに着目する。指文字認識の従来研究では、距離画像を用いる手法や、HOG特徴量を用いる手法がある。前者の手法では、距離画像から得られる形状特徴量を用いるが、カメラから対象物体までの距離を量子化した距離画像では、量子化誤差により手領域の細かな凹凸が曖昧になる問題がある。後者の手法では、距離情報を用いないため、輪郭形状が似ている指文字誤認識しやすい問題がある。そこで本研究では、日本語の指文字における静止文字に対して形状特徴量とHOG特徴量を組合せた手法を提案する。静止文字41文字に対する実験の結果、認識率88.4%を得た。
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