タッチ教示を用いた水産資源画像計測システムの展開
タッチ教示を用いた水産資源画像計測システムの展開
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC21-9
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Development of Image Measurement System for Fishery Resources Using Touch Operation
著者名: 戸田 真志(熊本大学),榎本 洸一郎(新潟大学)
著者名(英語): Masashi Toda|Koichiro Enomoto
キーワード: 水産資源|画像計測|タッチインターフェースタッチインターフェース|Fishery|Image measuremen|Touch interface
要約(日本語): 効率的な水産資源管理のために現場での標本調査は重要な活動である。調査活動では、対象を採取し、その体長や体幅など、対象の各種パラメータを計測しているが、これらの計測活動は人手で行われる場合が多く、現場の大きな負担となっている。ナマコ計測に端を発して、筆者らは上述した課題に取り組み、画像処理技術を利用した水産資源計測システムを開発した。計測対象によって取得したいパラメータは様々である一方で、画像中からの対象の領域抽出は、計測対象に依らない共通の機能である。これら二つの機能モジュールを明確に区分することで、本システムの利用シーンを拡げたことに加え、誤抽出を発生させやすい領域抽出については、ユーザが計測対象にタッチ操作による教示を行うことで、誤りを抑えた仕組みとしていることが、本システムの特徴である。本発表では、半自動型画像計測システムの開発状況と、現場での利用事例について紹介する。
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