熊本大学における集積回路設計教育の変遷と現状
熊本大学における集積回路設計教育の変遷と現状
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC22-3
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): Changes and Current Status of Integrated Circuits Design Education in Kumamoto University
著者名: 末吉 敏則(熊本大学),久我 守弘(熊本大学)
著者名(英語): Toshinori Sueyoshi|Morihiro Kuga
キーワード: 集積回路|設計教育|ものづくりものづくり|Integrated Circuit|Design Education|Manufacturing
要約(日本語): 熊本大学工学部情報電気電子工学科は,情報・電気・電子分野を幅広く学ぶことができる学科として平成18年度(2006年度)の改組により発足した.以来10年に渡り情報工学分野の学生実験においては主として旧数理情報システム工学科の学生実験内容を踏襲し,特にノイマン型計算機の動作原理,設計理論,構成方式に関する計算機工学教育を,教育用マイクロプロセッサKITEを用いて実施してきた.一方で,現在のように大規模な集積システムを設計するためには,「ものづくり」を意識した実験テーマも不可欠である.この10年は,特に「ものづくり」を意識した実験テーマの開発取り組み,時代に合わせた実験テーマの導入を行ってきた.本稿では,入学したての1年生から工学的なものづくりの楽しさを体験できる基礎的実験,および,集積システム設計の基礎技術を習得するためのハードウェアとソフトウェアとの連携を図るシステム開発実験の取り組みについて報告する.
PDFファイルサイズ: 992 Kバイト
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