複数期間を対象とした部品選定及び日程計画の同時最適化手法に関する研究-フェロモンを用いた部品構成管理法-
複数期間を対象とした部品選定及び日程計画の同時最適化手法に関する研究-フェロモンを用いた部品構成管理法-
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC23-5
グループ名: 【C】平成29年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2017/09/06
タイトル(英語): A study of an optimization method for integrating part selection and production scheduling for multi-period - parts component management using pheromone information
著者名: 杉之内 将大(神戸大学),貝原 俊也(神戸大学),藤井 信忠(神戸大学),國領 大介(神戸大学)
著者名(英語): Shota Suginouchi|Toshiya Kaihara|Nobutada Fujii|Daisuke Kokuryo
キーワード: マスカスタマイゼーション|組合せオークション|価値共創価値共創|Mass customization|Combinatorial auction|Value co-creation
要約(日本語): 我々は,顧客と製造拠点との共創によるものづくりの実現を目指し,社会的交渉を模した組合せオークションを用いた部品選定と日程計画の同時最適化手法を提案した.提案手法では,顧客をオークションの入札者,ある時刻における工作機械及び材料の使用権をオークションにかけられた財とし,顧客が発注した製品の製造についての部分的な計画を入札とした.特に交渉過程における顧客間の協調の実現に向け,Ant Colony Optimizationで用いられるフェロモンの考え方に基づき各顧客が主張した意見を記憶し顧客間で共有することで他者の嗜好を読み取る方法を提案した.本発表では,フェロモンを部品構成の変更に利用することを検討する.複数の計画期間を対象とし,ある期間ごとに製造拠点が扱う量産部品構成の見直しに.顧客の意見の移り変わりを記憶したフェロモン分布を利用することで,顧客のニーズを推定し最適な部品構成の実現を目指す.
PDFファイルサイズ: 1,118 Kバイト
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