ネットワーク上の時間遅れReservoir Computingの最適化

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS4-5

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Optimization of Time-Delay Reservoir Computing on Networks

著者名: 木下 郁英(東京大学),赤尾 旭彦(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)

著者名(英語): Ikuhide Kinoshita|Akihiko Akao|Kiyoshi Kotani|Yasuhiko Jimbo

キーワード: リザーバコンピューティング|時間遅れ力学系|ネットワークネットワーク|reservoir compting|delay dynamics|network

要約(日本語): リカレントニューラルネットワークの複雑な中間層を，時間遅れ微分方程式から成るリザーバに置き換えた時間遅れReservoir Computing (RC)は，時系列データの予測を得意とする機械学習の一手法であり，アナログ実装が簡便なため注目されている。時間遅れリザーバは複雑な表現力を持つため，単一のリザーバによる予測や識別の研究が盛んに行われてきた。一方で時間遅れRCにおける汎化性能は，その単独のリザーバがボトルネックとなっている。本研究では，複数の時間遅れリザーバをネットワーク上に配置して協調させる学習方法を検討し，より広範なタスクに対応した時間遅れRCを設計した。

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