Memory-Based型制御器の自動調整における通信遅延の影響に関する検討
Memory-Based型制御器の自動調整における通信遅延の影響に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS7-5
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Consideration on Effect of Communication Delay in Auto-Tuning of a Memory-Based Controller
著者名: 中村 幸紀(岡山大学),芦田 勝利(岡山大学),平田 健太郎(岡山大学),岡野 訓尚(岡山大学)
著者名(英語): Yukinori Nakamura|Katsutoshi Ashida|Kentaro Hirata|Kunihisa Okano
キーワード: Memory-Based型制御器|Memory-Based Controller
要約(日本語): 近年ビッグデータに代表される膨大な情報の解析が注目されており,製造現場では操業データを取得してデータベース(Data Base,DB)に蓄積し,それを制御に活用することが検討されている。これまでDBの利用を想定したMemory-Based 型モデリング法が提案されており,同手法では,DB に蓄積された過去のデータ群の中から,制御時のそれと類似したものを選び出し,制御対象の局所モデルを構築する。また,得られたモデルに基づき,所望の応答へ追従するような制御器の自動調整法も提案されている。一方,制御系とDB のデータのやり取りにネットワークを用いると通信遅延の影響で制御器のパラメータ更新に遅れが生じる。そこで本発表では,通信ネットワークを用いたMemory-Based 型制御器の自動調整について検討する。遅延時間の変動により制御性能が劣化することを避けるため,ジッタバッファを用いた手法を述べる。本手法の有効性を数値例により示す。
PDFファイルサイズ: 323 Kバイト
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