急速暴露法による皮膚温測定の検討
急速暴露法による皮膚温測定の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS9-1
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Investigation of Measurement of the Skin Temperature by Rapid Exposure Method
著者名: 津吉 彰(神戸市立工業高等専門学校),足立 雄志(神戸市立工業高等専門学校),近藤 尚紀(神戸市立工業高等専門学校)
著者名(英語): Akira Tsuyoshi|Yuji Adachi|Naoki Kondo
キーワード: 皮膚温|急速暴露法|介護|閉塞性動脈硬化症|skin temperature|rapid exposure method|nursing|arteriosclerosis obliterans
要約(日本語): 糖尿病の患者の中には手や足先まで十分に血液が回らず壊死してしまうなど糖尿病足病変の一つである閉塞性動脈硬化症が現れる場合がある。体温と血流との直接的な因果関係は無いので,血液循環の確認のため,逐一患部の温度を測定する必要がある。しかし表皮体温を測定するためにK熱電対などを体に常時装着する事は患者に負担が大きく,測定器を含めたコストも高価となり在宅医療などの現場では現実的でない。そこで筆者らは放射温度計を用いて,患者の使用している毛布などの保温材を除去した後の体表温度の変化を測定する事により,初期の温度を,計測した過渡的な温度変化を外挿する事により求める急速暴露法による表体温測定を提案した。本研究では急速暴露法に用いる外挿法の妥当性検討のために足部の伝熱モデルを仮定し,体表温が暴露後に低下する過渡特性を考慮し,急速暴露法による温度推定の評価を行った。
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